検定まであともう時間がない!
勉強しなきゃ!
やらなきゃいけないことはわかってる。
でも、どうしてもやる気が出ない。
そんな時はどうしたらいいの?
検定直前期に、実際私が意識して行っていた、集中力・やる気アップのための「4つの方法」についてまとめてみました。
①勉強する場所を変える!
「毎日家ばかりで勉強していてやる気が出ない~」
という時は、勉強する場所を変えてみると、やる気が復活する。という場合も。
私自身、検定の直前期は、「やる気がでない対策」のために、図書館、カフェ、マック・・・と日替わりで転々としていました。
特に、やる気が出ないときに、効果的だと思うのは、やっぱり図書館ですね。
図書館には、学生だとか、予備校生だとか、他の資格を目指している人が集まっています。
目指すところは違うけれど、目的に向かって頑張ってるのは同じ!
勉強しているみんなに刺激を受けて、「自分もやらなきゃ!」という気持ちが、自然に湧き上がってきますよ。
で、ガーっと勉強するんです。
いっときは。
でも、また、やる気がどこかへいってしまう・・。
これは個人差もあると思いますが、私はどちらかというと「すぐやる気が切れる」タイプだと思います。
図書館には、
「あの人、なんであんなに集中力切れへんの!?」
という人も時々見かけますよね。なんだか超人ぽい。
でも、一般的に、人の集中力の持続できる限界は「45分」と言われています。
やる気がないのに、無理やり勉強しようとしても、効率が悪いんですね。
なので、私は、一度やる気がきれるとまた、場所を変えたりしていました。
図書館から⇒マック、みたいな感じで。
移動時間は休憩時間として考えて、また新しい場所でフレッシュな気持ちで勉強開始します。
この方法は、特に「時間がない」と思っている人におすすめですよ。
一見、移動時間が無駄な時間に思いがちですが、「やる気がでない~」と言っている時間の方が実は無駄なんです。
②食事は低GIのものを摂るのがおすすめ。血糖値の上がり方が集中力持続のポイント!
脳のエネルギーとなるのは「ブドウ糖」です。
お腹が空きすぎると、脳にブドウ糖が行き渡らなくなり、集中力が出ません。
「朝食は必ずとるようにしましょう」
と、小学生のころから言われているのはこのためなんですね。
脳は、他の体の器官と比べても、いちばんブドウ糖を必要とする器官です。
ブドウ糖のもととなるものは、炭水化物。
じゃあ、単純に、ごはんとかパンなどの炭水化物を大量に摂取すればいいんのでしょうか。
答えはNG。
集中力を持続させるポイントは、
血糖値の急激な変動を避けて、一定に保つようにすること。
これがとても大切なんですね。
炭水化物を取り過ぎると、すい臓から、インスリンというホルモンが大量に分泌されます。
インスリンには血糖値を下げる働きがあり、大量に分泌されると血糖値が急激にさがってしまい、その結果、脳にブドウ糖が回らなくなってしまうんです。
脳がしっかり働き続けるためには、血糖値が急激に変動しないような炭水化物の取り方が必要です。
炭水化物の中でも、「低GI食品」と言われるものは、血糖値が急激に上がりにくいため、集中力が途切れにくいのでおすすめです。
↓主な炭水化物をGI値別にわけると、こんな感じ。
高GI食品 | 白米、パン |
中GI食品 | うどん、パスタ、サツマイモ |
低GI食品 | 玄米、全粒粉パン |
なかなか普段の食事で、低GI食品ばかり食べられないよ、という時でも、食べる順番を
野菜類⇒タンパク質⇒炭水化物
にするだけでも、糖の吸収が穏やかになり、血糖値の急激な上昇を防ぐことが出来るので、心掛けたいです。
それから、勉強中にどうしてもしたくなっちゃう間食。
何つまんでますか?
チョコレート、飴、菓子パン、アイス・・!?
勉強中のせめてものご褒美で、好きなものを食べたい!という気持ちもわかります。
でも、ここはぐっとこらえて、集中力持続のためにも、低GIのものをおやつにしましょう。
おすすめは、ナッツ類。
クルミ、ヘーゼルナッツ、ピーナッツ、カシューナッツ、カボチャの種などは、たんぱく質の多い優秀な低GI食品なんです。
とくにクルミには、オメガ3やビタミンB類、ビタミンEなど、抗酸化効果や美肌効果の高い栄養素が豊富に含まれているのでおすすめです。
勉強の集中力を高めてくれて、かつキレイにもなれるなんて一石二鳥ですよね。
小腹が空いたな~、って時のために、是非バッグにナッツを用意しておいてくださいね。
③眠くなったら20分程度の仮眠を!寝すぎは禁物。
勉強中にどうしても眠くなっちゃうことってありますよね。
そんな時は、思い切って昼寝をしてしまいましょう!
と言っても、がっつり1時間とか2時間とか眠ってしまうのではなく、
20分程度の仮眠が一番効率が良いとされています。
がっつり眠ってしまってはその分の時間がもったいないですし、夜眠れなくなって体内時計のリズムが乱れるということも。
いちばん良いのは、正午から15時までの間に20分程度の仮眠を取ること。
仮眠後は体力が回復し、集中力もアップします。
仮眠後になかなか頭がすっきりしない、という方は「ガムをかむ」など工夫するといいでしょう。
④好きな音楽を聴きながら勉強してみる♪
試験は静かな環境で行われるので「いつも音楽を聴きながら」勉強する、というのは正直おすすめできませんが、
やる気が途切れてしまったときに限っては、音楽をかけながら勉強する、というのも有効です。
例えばちょっと眠くなってきたな~という時に、自分の好きな明るくてテンポのいい曲を聴くとテンションが上がり、眠気がなくなるということもあります。
また、クラシック・ジャズなどは、集中力を高めるα波が多く出ていると言われています。
歌詞のある音楽だと、語句や成分名の暗記の邪魔をすることもあるので避けたほうがいいですが、インストルメンタルの曲ならその心配もないのでおすすめです。
最後に
以上、勉強中に、やる気が出ない!集中力が途切れる!といったときの4つの対処法をお伝えしました。
私は、特に直前期は、こういったことを意識して、なるべく限られた時間を無駄にしないように意識して勉強していました。
やる気がでない~!集中力がでない~!
なんてことは、あなただけじゃなくてみんなそうです。
ただ、ちょっとしたひと工夫で、やる気って戻ってきたりするんですよね。
ひと工夫、やってみるかやってみないか。
ちょっとしたことの積み重ねが、合否を左右するんです。
あなたに合った「集中力アップ法」がみつかりますように。
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