日本化粧品検定に独学合格した勉強法②テキストと問題集は4倍活用!

独学で合格できる勉強法

ここでは、「テキスト」と「問題集」を使って、実際にどうやって勉強していったか。

私が具体的に行った勉強方法について書いていきたいと思います。

 

まずテキスト?それとも問題集?どっちからやるべき?

問題集とテキストはどちらから取り組むべきでしょうか?

人によって、

「私は、テキストをしっかり一通り読んでから、問題集をやるわ。」

という方と、

「私はまず問題集からやる派!」

と、好みは分かれるかと思います。

ただ、私の個人的な考えでは、

テキストを読む前に、問題集からはじめるのは危険。

だと言えると思います。

それはなぜか?

日本化粧品検定の問題集は「4択形式」ですよね。

ということはつまり、

1つは正解で、あとの3つはまちがっている。

ということ。

あたりまえですよね。

 

これを、テキストを見る前に、問題集を見てしまうとどうなるか。

まちがった答えを「正解だと間違ってインプットしてしまう」危険性があるんです。

正解の選択肢の数より、不正解の選択肢の方が多いんですから。

 

「俺が正解だぜ~へへへ…俺を覚えてくれー(悪魔の声・・)」

と、「不正解の3つの選択肢たち」があなたの頭の中をかき乱します。

そして、間違った答えをそのまま覚えてしまって、

「あれ?これなんか見たことある!⇒きっとこれが正解に違いないわ!」

ということになってしまうんですね。

 

そうならないためにも、まずはテキストでしっかり「正しい知識」をインプットして、そのあとに問題集にとりかかるようにするのがおすすめです。

「テキストを読んでから」といっても、テキストの「最初から最後までぜーんぶ」読んでしまってから問題集を解く。

というのではなく、単元ごとにテキストを読み込む⇒その単元の問題集に取り組む

という流れですすめると、インプット⇒即アウトプットとなり、効率よく、記憶が定着していきます。

 

テキストはどうやって読んでいったらいい?

日本化粧品検定のテキストは、大切な語句が赤文字になっていて、付属の赤シートで隠すと消える。という形式になっています。

これ、最初は、

「このテキスト、テキストだけど、穴あきの問題集として使えるかも!便利そう!」

と思ったんですが・・・

これ、すごく残念。。。

赤シートで隠してみると・・

はっ!!

穴あき部分がいまいちどこかわからない・・・!

せめて語句に「 」とかついてたらもっと、問題集っぽく使えるのに。

あ、でもそうすると、赤シートで隠さずに普通に読むときには不便だからこうなってるのかな?

とにかく、私は赤シートをうまく使いこなせなかった!

 

で、どうしたかというと、

「自作の穴あき問題集を作った!」

んです。

頭いい人ならさー、テキストすらすら読んだだけで覚えられるよね?

でもさ、私は昔からそうじゃないのさ、

何回よんでも、何回よんでも、ちっとも覚えられない!

読んだとこから、すーっと抜けていくタイプだったのよね。

 

しかも、私は40代、ってこともあって、もの忘れが年々激しくなってきてる・・

そろそろ更年期症状か・・

忘れまくるので、イチョウ葉の記憶サプリ(物忘れサプリ!?)も実は試験2か月前からのんで臨んだ。

おばさんでごめん。

話がそれました。

テキストよんでもぜんぜん頭に入ってく気がしなかったから、100均でノート1冊買ってきて、問題集を自作したんです。

↓それがこれ。

うわっ!字、汚っ!

えっ?だってだれも見ないじゃん。

(あ、今、見せてるか・・)

とにかく自分がわかればいいの~

時短、時短。

こんな感じにノートの左半分が問題、右半分が答えにして、問題を自分で作っていったんです。

で、単元ごとに、自作穴埋め問題集を解いた後に、公式問題集(4択のやつ)を解く

そうすると、知識がしっかり頭に入ってるので、いきなり4択の問題集を解くのと違って

正解でないものを正解だと間違ってインプットすることがないんですね。

 

最終的には、「自作穴埋め問題集」を繰り替えし、全部答えられるようになるまで、何度も解きましたよ。

 

問題集は「最低4倍」活用する。

日本化粧品検定の公式問題集って、「薄い」ですよね。

「えっ?これ解いただけで、ほんとに合格できるの?」

多分、ほとんどの方が不安になる「薄さ」だと思います。

でも、この問題集、

「なんとなくふわっと解いた」のと、

「全部を解き抜いた」のとでは、価値がぜんぜんちがってくるんですね。

 

例えばこんな問題があったとします。

 

Q、次の油性成分のうち、合成のものはどれか。

①パラフィン ②ミネラルオイル ③ジメチコン ④キャンディラロウ

(※この問題は、hanaオリジナル問題であって、公式問題集等から抜粋したものではありません)

 

答えは、「③のジメチコン」なんですが、

「へ~そうなのね、ジメチコンが合成なのね~。終了。」

ではだめなんです!

これでは100%この問題を「解いた」とは言えない。

 

「正解以外の他の3つの選択肢」も全部理解してこそ、この問題を解いたと言えるんです。

例えばさっきの問題でしたら、

①と②は、鉱物

④は天然です。

ここまで言えてようやく「問題を解いた」といえる

③のジメチコンが正解ということだけでなく、「他の選択肢がなぜ違うのか」も言えるようにしておくんですね。

そうすることで、この問題を「4倍活用」することができるんです。

 

さらに、この問題の場合は、これらの油性成分が「液状」なのか「半固形」なのか「固形」なのか。

1級ではそこまで理解しておく必要があります。

例題の場合は、

①のパラフィンと④のキャンディラロウは「固形」、②のミネラルオイルと③のジメチコンは「液状」です。

ここまで言えるようにすると、問題集をさらに4倍活用で、合計8倍活用していることになるんですね。

「うっすーい」化粧品検定の問題集ですが、ここまでやれば、「厚み」も8倍のものと同じ。

問題集を最大限に活用している、といえると思います。

 

以上、テキストと問題集を使って、「どう勉強していくか」ということについてお伝えしました。

いかがだったでしょうか。

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