ここからは、合格までに「私が行った勉強法」について書いていきたいと思います。
テキスト(教科書)・問題集は両方いる?「1級」だけで「2級」は不要?
結論から言います。
日本化粧品検定1級に合格するには、単願でも、「1級」と「2級」の「公式テキスト」と「公式問題集」がそれぞれ必ず必要だと思います。
「独学」で「1発合格」したいなら、この4冊は必須です。
たまに、
「テキストだけでいいよ~」とか
「買うなら問題集だけでオッケー」
「1級受験するなら、1級のテキストと問題集だけでいけるよ~」
という方もいますが、私はそうは感じませんでした。
「自分は天才」とか、
「もう美容の知識はほとんど頭にはいっているわ~」という方は、どちらかだけでもいけるかもしれません。
ただ、私のような「凡人」が確実に独学で1発合格するには、どちらも必ず持っておくことが必要だ、というのが受けてみて思った感想です。
その理由は、以下の4つです。
②テキストだけでは、サービス問題を落とすことになる。
③問題集だけでは、合格基準7割をカバーできない。
④1級の試験では2級の範囲も意外と出る。
①テキストだけでは、4択問題の感覚をつかむことができない
どんな資格試験でも、
過去問を徹底的にやりなさい。そうすれば合格できるから
と言われます。
過去問を徹底的にやると、
「どんな問題が出題されるのか(傾向)」と「どんなふう(形)に出題されるのか」ということを、感覚でつかむことができるんですね。
ただ、「日本化粧品検定」には残念なことに過去問が公開されていないんです。
なので、その代わりになるものが「公式問題集」になるわけです。
公式問題集で、出題傾向を「なんとなく」でいいからつかんで、4択問題の形式に慣れておくことで、本試験でもスムーズに問題を解くことができます。
②テキストだけでは、サービス問題を落とすことになる
日本化粧品検定1級を受験してみて、これけっこう驚いたことなんですが、
「これ、公式問題集の問題まんまやん!!」
という問題が出題されていたこと。
問題集の問題が「ほぼそのまま」出てたんです。
しかも何問も。
これは超~サービス問題!!
ぜったい落とせない!
落としたらもったいない問題!
みんなできちゃう問題です。
サービス問題が出題されることも、問題集が必須な理由です。
③問題集だけでは、合格基準7割をカバーできない。
日本化粧品検定の出題範囲は、テキスト全部です。
どこかの分野からかたよって出るということはなくて、範囲全体から、「まんべんなく出る」んですね。
だから、「ヤマをかける」ことはできなくて、全体をしっかり理解&暗記している必要があります。
さきほど、「問題集から同じ問題が出る」と言いましたが、問題集の問題だけでは合格ラインの7割に届きません。
必ず、テキストも用意しましょう。
④1級の試験では2級の範囲も意外と出る
1級単願の場合、2級の範囲はどのくらい勉強した方がいいのか?
それも気になるところですよね。
日本化粧品検定協会のホームページには、「1級には2級の内容が含まれます」とだけ書かれています。
具体的に、「何問出るの?」ということは書かれていません。
私が実際1級を受験したときには、5~6問、2級の問題が出ました。
「1割くらいが2級から」ということになりますね。
なので、力を入れるのはもちろん「1級」の範囲でいいんですが、「2級」の範囲も必ず目に通しておきたいです。
「2級の問題が全滅」では危険ですからね。
ただ、どーしても、勉強をはじめたのが遅くて・・・時間がなくて・・というときは、
「2級は最悪やらない」という手もあるかもしれません。
1割ですからね。
ちなみに、私が受験したときは、「2級の問題集からそのままのサービス問題」も出ていましたよ。
3級の範囲は、出題されませんでした。
ここまで、日本化粧品検定1級を独学で1発合格するには、「テキスト&問題集」を必ずそろえましょう。
という話をしました。
次の記事では、テキストと問題集を「どう使って」勉強していくか?
について書いていきたいと思います。
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