現在、日本化粧品検定の受験料は、以下のようになっています。
1級 | 12,960円(税込) |
2級 | 6,480円(税込) |
3級 | 無料 |
この受験料って・・高いんでしょうか?
他の資格試験の受験料と比較してみました。
他の美容系資格の受験料と比較!
まずは、他の美容系資格の受験料を調べてみました。
(受験料については、すべて2019年7月現在の料金です。)
日本コスメティック協会「コスメマイスター」
受験料 5,400円(税込)
日本コスメティック協会「スキンケアマイスター」
受験料 5,400円(税込)
化粧品成分検定
1級 | 10,800円(税込) |
2級 | 6,480円(税込) |
3級 | 無料 |
JNECネイリスト技能検定試験
1級 | 11,000円(税込) |
2級 | 8,800円(税込) |
3級 | 6,600円(税込) |
アロマテラピー検定
受験料 1級・2級とも 6,480円(税込)
ヘアケアマイスター認定資格
プライマリー | 3,240円(税込) |
ミドルコース | 3,240円(税込) |
ヘアケアマイスター1次 | 3,240円(税込) |
ヘアケアマイスター2次 | 7,560円(税込) |
JMA日本メイクアップ技術検定試験
1級 | 8,500円(税抜) |
2・3級 | 6,500円(税抜) |
JMAメイクアップアドバイザー検定試験
受験料 5,700円(税込)
以上、日本に今ある「主な美容関連の資格」の受験料を見てきましたが、
日本化粧品検定(特に1級)の受験料は、トップクラスで「高い」ということがわかります。
1万円超えるものとしては他に「化粧品成分検定1級」と「JNECネイリスト技能検定試験」がありますね。
「化粧品成分検定1級」の試験は、マーク方式だけでなく、一部記述もあります。
それから、「JNECネイリスト技能検定試験」場合は、筆記試験だけでなく、技術試験もある試験です。
マーク方式でなく、記述式を採点するのは機械では難しいので、人の手で採点することになり、人件費もその分かかりますよね。
さらに、ネイルの実技試験なんてのは、細かいところまでしっかり「受験者ひとりひとりジャッジ」しなければいけないので、さらに経費がかかるのは言うまでもありません。
それに対して、日本化粧品検定1級は、2級とも同じくマーク方式のみ。
マーク方式のテストって、機械に通すだけですよね!?
経費がかかるのかというと・・・。
うーん、どう考えても「他の受験料1万円超えの検定」と比べて、かからないと思います。
それから、どっちも60問で、ほぼ同じ「2級」との差がこんなにあるのは一体なぜ!?
やっぱり、どうひいき目にみても、「日本化粧品検定(とくに1級)」の受験料は「高い」と言わざるを得ないです・・。
美容系以外の資格の受験料とも比較してみた!
続いて、美容系以外の、他の人気資格の受験料も調べてみました。
日商簿記検定
1級 | 7,710円 |
2級 | 4,630円 |
3級 | 2,800円 |
TOEIC L&R
受験料 5,725円(税込)
医療事務検定試験
受験料 7,560円(税込)
ファイナンシャル・プランニング技能検定
1級 | 学科 8,900円 / 実技 25,000円(きんざい) 20,000円(日本FP協会) |
2級 | 学科 4,200円 / 実技 4,500円 |
3級 | 学科 3,000円 / 実技 3,000円 |
保育士
12,950円(受験手数料12,700円+受験申請の手引き郵送料250円)
女性に人気の資格は、このあたりでしょうか。
ちなみに、日本化粧品検定とは比較対象にならないとは思いますが・・・
超難関国家資格の受験料も、調べてみました。
医師国家試験
15,300円
司法試験
28,000円
美容系以外の資格の受験料を見てみても、1万を超える資格というのはなかなかないです。
保育士が1万円を超えていますが、試験には音楽や絵画といった実技試験もあるので、採点などに人件費がかかりますよね。
それに、保育士資格は、即、就職に結びつく資格でもあるので、妥当な受験料だと言えると思います。
また、医師国家試験。
みなさんご存知、医者になるための試験ですね。
それが15,300円。
日本化粧品検定1級の受験料と、数千円しか変わらないとは・・。
やはり、美容系資格以外の資格の受験料と比較しても、日本化粧品検定の受験料(特に1級)は、「高い」といえる、と思います。
高い日本化粧品検定の受験料。受験はぜひ独学で!
日本化粧品検定の受験料は、他のいくつかの資格の受験料と比較して、「高い」ということがわかりました。
でも、化粧品検定そのものを否定しているわけではないですよ。
私も実際、受験してみて、すごくためになる知識が身につきましたし、勉強前と勉強後では自分の化粧品選びが確実に変わっています。
なんとなくで選んでいたものが「こうだから、コレを選ぶ」とはっきり言えるようになったんですね。
化粧品業界で働いている方や、これから働こうと思っている方にとっては、もっと役立つ資格だと思います。
「資格そのもの」は素晴らしいものだと思います。
ただ、残念なのは、そう、受験料が高いこと。
でも、「受験料が高い」という理由だけで受験をあきらめてしまうのはナンセンスです。
せっかく、「化粧品検定、気になるな」「受けてみようかな」と思った気持ちを、受験料が理由で、あきらめてしまっては、もったいない。
「化粧品検定を取得したあとの未来」もあきらめてしまうことになっちゃうからです。
「受けて、もとがとれるのかどうか」という考え方もありますよね。
確かにお金は大切です。
「もとがとれなきゃもったいないじゃん」
そんな気持ちになるのもわかります。
ただ、「受けなければ絶対に得られなかった未来」というのは確実にあります。
化粧品検定を受けて得た知識で、自分自身がキレイになれた!
お客様により良いアドバイスができた!
例えばそんな未来は、受けなかったら得られない未来です。
私が個人的に大切にしている言葉ですが、
「やらなかった後悔は、やった後悔よりはるかに大きい」
ということ。
40代にもなると、いろんな人生経験をしてきて、すごく身に染みて感じていることです。
ぜひ、少しでも「チャレンジしてみたい」と思ったのなら、前に進んでみてくださいね。
ただ、「日本化粧品検定」の受験料は、「高い」のは事実です。
これ以上、受験にはお金をかけたくないですよね。
勉強方法は、「独学」をおすすめします。
日本化粧品検定には、有料のセミナーも全国各地で受けられます。
もちろん、ちゃんと先生について教わればしっかり知識が身につくでしょう。
ただ、セミナーも「高い」んですよね。
2万とか、3万とか!?
日本化粧品検定は、独学で1級もじゅうぶん目指せる検定です。
実際、私も化粧品業界全くの未経験で、独学で1発合格しています。
1級受験に必要だったものは、「受験料」と「テキスト」と「問題集」だけ。
これだけで、じゅうぶん合格できます。
費用は最低限に抑えて、合格を目指しましょう。
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