化粧品関係のお仕事をされている方をはじめ、
「これから化粧品関係の仕事に就きたいな~」と思っている学生や主婦の方などに人気の、
「日本化粧品検定」。
2013年に始まった新しい検定にもかかわらず、2018年12月には受験者数がのべ360,497名となるなど、とても多くの方がチャレンジしている資格です。
化粧品業界って、今まで、こういった資格がなかったですよね。
例えば、コスメカウンターでBAさんにタッチアップしてもらうとき、
「この人、キャリアのある方なのかな~?」
「それとも新人さんなのかな~?」
わからないままアドバイスを受けていた。
ということがほとんどだったと思います。
でも、「日本化粧品検定1級取得者」「コスメコンシュルジュ」という「肩書き」があることによって、
「このBAさんは、しっかりとした知識のある方なんだな」
と、安心して任せることが出来る、ひとつの指標となったことは間違いないと思います。
また、化粧品業界で将来働きたいな、と思っている学生さんなどにとっても、
「私は化粧品が好きで好きでたまらないんですぅ!!」
といくらアピールしても、他の子も同じようなアピールをするかもしれない。
そこで、「日本化粧品検定の合格者」だということを面接でアピールすれば、
「あ、この子は本当に化粧品が好きで、化粧品の勉強もしっかりしてるんだな。」
と、熱意をアピールすることができ、他との差別化を図ることができるんですね。
そういった意味でも、「日本化粧品検定」は化粧品業界に大きな旋風を巻き起こした、価値ある試験、だといえます。
日本化粧品検定の難易度は?独学でいける?いきなり1級受験は可能なの?
日本化粧品には、「1級」「2級」「3級」とありますが「独学で」「いきなり1級」を受験することは可能なんでしょうか。
まず、日本化粧品検定の公式ホームページには
「はじめから1級に挑戦していただくことも可能です」
とあります。
なので、形式的には、2級をスキップしていきなり1級を受けることもできる、ということです。
(ちなみ、3級はホームページ上からすぐに受けられます)
ただ、気になるのは、
いきなり1級を受けて受かるのかどうか??
ということですよね。
結論からいいます。
私は、日本化粧品検定1級に、独学でチャレンジして1発合格したんですが、
(合格体験記はこちらに書いています。)
「やる気さえあれば、独学でいきなり1級を受けて合格するのも可能である」
と断言できる、と思います。
(※ただ、ものすごく簡単で、勉強をさぼっても合格できる、ということでは決してないのでご注意を!)
ちなみに私は化粧品業界で働いたことはないし、特別頭がいいわけでもないです。
学生時代、試験前には
「ぜんぜん勉強してない~やばい~!」
と言いながらちゃっかり高得点をとる友人を横目に、
「昨日、徹夜並みにむっちゃ勉強した!」のに「赤点」で追試、なタイプでした。
だからほんとに、頭はよくないんですよね。。
ただ、ガッツだけは、人よりもあったかな。
日本化粧品検定1級が、独学合格可能な理由
①合格率が高い。合格する人の方が多いんだよ!
日本化粧品検定の、合格率を見てみましょう。
第10回の合格率
1級は65.4%、2級は62.8% (※日本化粧品検定協会公式HPより)
他の回も多少前後するものの、だいたいこんな感じの合格率のようです。
半分以上の人が合格しているんですよ!
落ちる人より、受かる人の方が多い試験なんです。
化粧品検定は国家資格ではありませんが、国家資格の中には合格率が「たったの数パーセント」という資格試験も多くあります。
そんななか、合格率が「6割を超えている」化粧品検定1級は、「落とすための試験」ではないんですね。
検定協会側も、多くの人に、「化粧品検定に受かってほしい!」という思いがあるんだと思う。
そういう気持ちが、この合格率には表れているんじゃないかな。と思います。
また、「2級よりも、1級の方が合格率が高い」というのも、日本化粧品検定の特徴的なところです。
普通、資格試験って、2級よりも1級のほうが合格率は圧倒的に下がるもんですよ。
えっ?なのに1級の合格率の方が高いの?
みんな、そう思うと思います。
これは、なぜなんでしょうか。
理由は、他の試験と比べて、日本化粧品検定は、
「2級と1級の難易度の差があまりない」
からなんですね。
これも、1級が独学でじゅうぶん対策可能な理由です。
しっかり勉強した人が受からない、そんな冷たい試験ではありません。
②日本化粧品検定は対策が立てにくい?いや、逆に立てやすい。
「日本化粧品検定は、対策が立てにくい」
そんなことを言われたりします。
それはなぜか?
勉強する方法が、
①公式テキストと②公式問題集 のみ。だからです。
多くの検定試験は、「過去問題集」があって、何年分か解くのが合格への近道。
といわれますよね。
でも、化粧品検定には「過去問題集」なるものがありません。
そして、問題持ち帰り不可なので、過去に試験を受験した人にもらうことさえできない。
これが対策が立てにくい、といわれている理由です。
でも、これ、ちょっとよく考えてみて!
化粧品検定には、①公式テキストと②公式問題集 しかないんですよ。
逆に言えば、この2つだけを攻略してしまえばよい。ということ。
学生時代のテスト、思い出してみて!
例えば日本史とかだったらさ、
「教科書」と「問題集」に加えて、「ぶあっつい資料集(年表とか絵画とかかいてあるやつ)」全部が範囲だったりしたじゃないですか。
それに対して、化粧品検定は、「そんなに分厚くもないテキストと、うすーい問題集」しかない!
試験問題は、テキストに書いてあることしか出ないんです。
化粧品の成分だって、星の数ほどある成分のうち、「テキストに書いてある成分」しか出題されません。
また、数学の試験のように、むずかしい計算式が必要だったりすることもないです。
(あ、ひとつだけ、日焼け止めのSPFの問題だけ、計算式が必要かな。
といっても、簡単な掛け算、九九が頭に入っていればできます!)
巷では、「対策の立てにくい」といわれている化粧品検定ですが、私は逆に、
すごく対策の立てやすい試験
だと思いましたね。
合格するためのポイントは
① とにかくテキストを何度も読んで、書いてあることをちゃんと理解して、覚える
② 問題集は必ず完璧になるまで何度も繰り返し、正解以外の3つの選択肢についても、「なぜ違うのか」言えるようにしておく。
この2点に尽きる、と思います。
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